2010年02月12日

のど自慢

リノタソは「NHKのど自慢」を観るのが大スキで、時々付き合って観ます。
今週の日曜日も、のど自慢を観ていました。

そしてよくよく考えると、
NHKのど自慢 はとてもすばらしい番組だということに
いまさらながら、気付きました。

まず、タイトルがいい!

「のど自慢」!

“大会”とか“歌”とかってワードを使ってないところ、気が利いてる。


で、
1946年から、約65年も続いているという長寿すぎる番組。(最初はラジオだけど)
46年ったら、まだマッカーサーとかが なんやかんや やってる時ですから、
生まれは江戸時代です、というヒトも楽しんでいた番組ということです。

番組をつくったヒトも、軍隊時代に経験した余興大会にヒントを得て企画したというのだから、時代の重みがあります。



視聴者の主な楽しみ方は、だいたい以下だと思います。


■素人さんながら歌がウマい方がいると純粋に感心する。

■歌っているヒトが合格か不合格かを毎回予想する。
 予想が当たると嬉しい。

■サビまで到達できないで終わる人を、哀れむ。

■意図的に別枠で選出されただろう出場者
(ちょう爺さん婆さん、お調子者親子…など)の
 自由なふるまいや素人ならではの振り付けを楽しむ。
 ベタなツッコミをできるのがいい。

■どことなくただよう地方色・田舎風味・そのヒトの人生プチドラマを味わう。
 それは、役場の職員、地元の郵便局員、漁師…などのプロフィールや、
 衣装が農業の作業着、ハチマキ、割烹着、亡くなった母のハンカチを握りしめながら歌う…など
 多岐にわたる。

■プロ歌手のゲスト持ち歌を歌う出場者(絶対に1人は選ばれている)と、
 ゲストの危なっかしい絡みにハラハラする。
 (出場者が尺のことを考えずベラベラしゃべる、的外れな質問をする…など)

■出場者全員が一致団結して、肩を組んで揺れたり、手拍子したり…を眺め
 ちゃんと練習されている独特な世界観から、彼らの特殊な心理状況を妄想する。


こういう、本当にいろんな要素でもって、
確実に毎回用意してきて楽しませてくれる上に、
尺もバラバラな生演奏の歌を、きっちり全員歌わせて採点して、
おのおのの おところ&お名前を聞いて
ネタのあるヒトはトークもして
ゲスト2人も歌って
優勝者を決めて、
きっちり時間に終わる。

現場の尺計算と調整、仕切りはカンペキ。
出場者のトークが長引くと、司会者が若干あせって、
舞台から追い出そうと背中に手を回してるのも、現場スタッフとの一体感を感じます。
だって、ちゃーんと段取り通り生放送を終わらせるためにはそうするしかないんだから!


「一生の思い出になりました!」などとコメントしているおじいちゃんを見ると、
本当にそうなんだろうなぁ、と思います。
自分がステージでがっつり歌ったとなれば、そりゃー思い出になるよね。
日本全国、しかも積極的に小さい町で開催し、日本中の人に思い出のチャンスを作り続けているのは
すばらしいです。

ちなみに、素人の時にのど自慢してる有名人って
けっこう多いみたいです。《ウィキペディア情報》

■美空ひばり  (鐘1つ)
■北島三郎   (鐘2つ)
■五木ひろし   (合格)
■島倉千代子  (鐘2つ)
■牧伸二  (鐘1つ)
■坂上二郎   (鹿児島大会優勝)
■石澤智幸(テツandトモ) (中野区大会チャンピオン)
■玉城千春(Kiroro)     (チャンピオン)
■ジェロ (合格)
■森進一
■里見浩太朗
■倍賞千恵子

ネット情報によると、
放送が終わってから、その日のチャンピオンがもう1度歌わせてもらい、
ゲストも別の曲を2曲ぐらい歌ってくれるらしいです。
そういう、放送だけで終わらせないでエンターテイメントショーとして出来る限りのことをやるあたりや
応援に来ている家族の座席を把握しておいて、絶対に1カットはカメラで抜いてあげる優しさなど
NHKらしい温かさでほっこりします。


daru52cup.JPG
ダルマ5


posted by ちゆ at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。